2022年2月8日火曜日

秋田県域の原始~古代の略年表

 『秋田のトリセツ』昭文社 (2021/8/27)にあった略年表です。秋田県が主で他の地域がないのでわかりにくいですが参考になります。(720)年を入れました。

西暦元号できごと
3万年前米ヶ森遺跡(大仙市)などで細石刃が使用される
1万2000年前岩瀬遺跡(横手市)で爪形文土器がつくられる
5500年前県北部で円筒土器、県南部で大木式土器がつくられる
4000年前大湯環状列石(鹿角市)や伊勢堂岱遺跡(北秋田市)などでストーンサークルがつくられる
2200年前星宮遺跡(大仙市)で稲作が始まる
647大化3渟足柵が築かれる
658斉明4阿倍比羅夫、齶田の蝦夷を服属させる
708和銅元出羽郡が建郡
709和銅2出羽柵が築かれる
712和銅5出羽国が建国
(720)養老4(按察使の上毛野広人が蝦夷に殺されたと陸奥国が報告)
721養老5出羽国が陸奥按察使(むつあぜち)の管轄となる
804延暦23秋田城制が停止、秋田郡が設置される(国郡制の施行)
878元慶2元慶の乱
939天慶2天慶の乱
1051永承6前九年合戦(1062年まで)
1063康平6清原武則、鎮守府将軍に任じられる
1083永保3後三年合戦(1087年まで)
1189文治5奥州合戦で藤原氏が滅亡。大川兼任が挙兵

東北地方の歴史をしらなったですが、予想外に反乱があります。近現代史のところ、戊辰戦争が取り上げられてます。明治の新政府との東北諸藩の戦いですが、前の『鹿児島のトリセツ』でも西南戦争のことが、書いてました。新体制に対する反発が戦いになったのだと思います。古代においても律令体制に対する反発が地方の反乱を招いているのではと感じました。

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