2019年3月29日金曜日

16世紀のポルトガルの日本地図

 放送大学付属図書館、デジタル貴重資料室に
西洋古版日本地図があります。その中に
No.13 日本の最初の近代的な地図 1595年 日本島図 ルトビゴ・テイセラ作

がありました。
 日本の地名が表示されていますが、パッと見てわからないところとかあります。
ポルトガルの人のヒアリングなので違って当然ですが、それでも今の日本語とはかなり異なっているようには思えます。F音は現在のH音ですが、Hが初めに来るものは今は無くなっています。興味があるところですが、それはおいといて、目立つのに、日本の地図は詳しくあらわされているのに対し、朝鮮半島はかなり位置がいい加減です。ポルトガル船が、北九州周りではなく、南海路をメインとしていたように感じます。全然北九州経由がなかったと思えます。実際に日本に来た人間と地図を作る人間での意思疎通が悪かったとしてもここまではないような気がします。
 地図を見たのは歴史街道4月号です。どこにあるか探したら上記のところにありました。ネットのおかげでいろいろなところに資料があり見ることができ、ありがたいことです。

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