2021年9月24日金曜日

アイヌ語の印象、続き

 「アイヌ語の印象」で、アイヌ語は中国語が元であるということを言ってました。しかし、普通話(プートンホワ、中華人民共和国において公用語として定められた中国語)では、子音で終わることはないようです。日本語ではもちろん子音では終わりません。どこから子音で終わることになったのだと悩みましたが、 ウィキペディアの「入声」に

入声(にっしょう、にゅうせい)は、古代中国語の声調(四声)のうち、音節末子音が内破音 [p̚]、[t̚]、[k̚] で構成され、短く詰まって発音される音節を調類としたものをいう。韻尾の分類からは入声韻と呼ばれ、陰声韻(母音)・陽声韻(鼻音 [m]、[n]、[ŋ])と対立する。仄声に属する(仄声には他に上声と去声がある)。中古音では明確にこの音素を持っていたと考えられるが、現代中国語では方言によっては変化・消滅し、普通話では失われている。

中国語の音節構造上の音節末音に当たる部分を韻尾(いんび)と言いますが、ウィキペディアでは

中古音から現代音にいたる音韻変化を説明すれば、陽声韻では/-m/が/-n/に統合され、入声韻では両唇音/-p/、歯茎音/-t/、軟口蓋音/-k/の区別が無くなって声門音/ʔ/に統合され、やがては消滅して陰声韻となった。

私の理解では
今は普通話では終わりに子音はないが、昔は子音で終わることがあったということです。「子音で終わり有り」の古代中国語が伝わったとして、アイヌ語で子音で終わっても不思議ではないということになります。

逆に言うと、どうして日本語は母音で終わるのかといいうことになります。 現在では、英語で考えるとわかりやすいです。streetとかはカナでストリートになります。いくら発音がかっこよくてもカナになれば、sutori-toとかで、母音が含まれてしまいます。子音の連続や子音で終わる言葉はあらわせません。五十音図の世界にいる限りブロックされます。五十音図の前の時代では子音で終わることとかあった可能性はあります。

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