ヒューマニエンスというNHKの番組で
「“目” 物も心も見抜くセンサー」という「目」の特集の回を見ました。 文書化された内容は以下のリンクにあります。きちんと視聴している人がおられてありがたいです。
色の識別の色覚のセンサーが人により異なり、人類は三種類持つのだが二種類の人も少なくない。 個人差があり、結局は人によって見え方が異なるとのことです。 コミュニケーションに目が重要な役割を持っていて、
日本人は目で感情を読み取る さらにこの視線のコミュニケーションには文化の違いもあり、特に日本人は目から感情を読み取ることが多いのだという。
それが端的に現れているのが顔文字だという。
日本の顔文字は
(^^)(><)(*_*)(;_:)(@_@)
などすべて目で感情を表現しているのだが、これがアメリカでは通じないのだという。
アメリカ人の顔文字は
:) :( :> :< :P(いずれも90度回転させて見る)
など全て感情を口で表現するものになっている。
そこで実験として口が笑っているけど目が笑っていないなどの矛盾した顔文字を作って日米の学生に見せたところ、口だけが笑っているものは日米どちらでも笑顔として反応したのに対し、目だけが笑っているものは日本だけが笑顔と認識したのだという。
感情を露わにしない日本人は、本音が出やすい目から感情を読み取る習慣が身についてきたのだろうという。これがマスクに対して日本人よりも欧米人が抵抗が強い理由ではないかともしている。
コロナに関して、外国ではマスクに反発してデモとか起こっています。番組を見ていてそうかもしれないと思いました。口に注目するか目に注目するか人種によって違いがあるようです。 コミュニケーションに占める言語の割合は大きいとは思いますが、すべてではありません。SVOとかSOVとか考えていましたが、それだけではなく、視線とかがコミュニケーションの一部になっていることをわかってませんでした。「彼は日本人で・・・」と聞いたときに、その後に「す。」か「ありません。」のどちだだろうと思います。ただ話者の表情・視線に注目すれば想像することはできます。言語だけでは伝わらなくて欠陥ですが、全体として補えれば問題とならないように思えます。
このような{口」か『目」かというアメリカ人と日本人の違いはどこからでてきたか妄想すると、目の色が違うことが考えられます。番組では目の部分の白目比率を取り上げていました。それからの発想ですが、青い目と黒い目では、目の動きは黒色の方がはっきりとします。目のコミュニケーションがとりやすいことから、日本人では「目」に注目するようになったことが考えられます。拡大解釈すると、アジアでは目の黒い人が多く、欧米では青い目とが多いです。アジアと欧米の言語の違いに黒い目と青い目の違い、つまり目のコミュニケーションのとりやすさの違いが影響した可能性があります。
NHKの番組を見ていると妄想が広がります。
0 件のコメント:
コメントを投稿