前に「本」グループを見てきました。今回は「田」のグループで考えます。同じ条件に合わせるため、岡、山、森、西、竹の田の字のつく名字です。
岡田基準で考えます。相関係数を見ると岡本とは0.71ですが、ほかの4つの田の名字と相関はわかりません。
山田についても同様でわかりません。
森田についても森本と相関が強いです。西田とは0.61です。
西田については何とか森田との相関が0.61で出ています。
竹田については西田と相関係数0.51です。
「本」グループの相関係数0.8ぐらいと比べて「田」グループでは相関は弱くなっています。
「本」から「田」に変化したときに拡散したパターンが異なってしまい。相関が弱くなったと考えます。
相関の低い「田」グループから相関の高い「本」グループが生まれるとは考えられません。
「本」の方が古く、「田」は新しい名字と考えられます。すべてとは言えないかもしれませんが、原則「本」→「田」です。
私自身は、相関係数の値から考えました。分布図からは私には想像できませんが、参考として以下に示します。
「田」の分布は前の「本」の分布に比べ広がっていることはわかります。
「田」の分布から「本」グループの分布が限られた地域に現れるたとしたら、普通は不自然で、その理由を思いつけないのでありえないということだと思います。
すっきりとしない文章ですが、公開することにします。
参考:名字:岡本、山本、森本、西本、竹本
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