2018年9月25日火曜日

吉宗 象

 NHKの[ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ! 【いきものおなまえ夏SP】
という番組で一ヶ月ほど前ですが放送されていました。日本人の名前の番組で動物とは脱線気味ですが、ひょっとしてと思いました。内容は
象という漢字をゾウと呼んだのが始まり、奈良時代にはすでに使われていた。江戸時代後半にはなぜかほとんどの人がゾウの姿をおなまえを知っていたという。その証拠にゾウのグッズまで売られていた。8代将軍徳川吉宗が関わった象ブームが起きるきっかけ、それは長崎から江戸まで象を歩いて持ってきたこと。到着までにかかった日数は64日。この長いあいだに多くの人が象を目撃、象の名前とその姿が刻み込まれたそう。
とありますが、ネットでも説明の記事があります。

八代将軍吉宗が江戸に呼び寄せた象 享保の象 長崎から江戸へ

個人的な疑問でしたが、神社などで社殿、お寺の建物で木鼻(きばな)というところがあります。木鼻について

どうして、最初は簡素な物からリアルな象のような形の物が造られたのか疑問に思っていました。
番組では象がブームになったとのことですが、これだという気がします。昔は馬を奉納するのが代用で絵馬になったように、象を奉納したいが出来ずに木鼻の象になった可能性があります。最初の頃はおじいさんかおばあさんが孫に昔はこの近くの街道を象が通ったんだよと木鼻の象を使って説明したのが、その後、象は動物図鑑や動物園でもみられるし、廃れていき、現在では何のことかわからず残っているのかもしれません。この説はちょっと怪しいところがあります。東照宮はもう少し古そうで、時代的には合っていません。象ほどの鼻の長さが無いようにも見えないこともないので可能性はあります。



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