又吉直樹のヘウレーカ!「生き残れるのはどんなやつ?」でセミの話がありました。番組ではついて行けてなかったので本を借りてきて見てます。
ちくまプリマー新書177、なぜ男は女より多く生まれるのか、吉村仁著
この本によると、アメリカにいる変なセミの話で17年又は13年周期で大発生するセミがいるとのことです。17や13が素数で、氷河期に獲得したこの性質によって具合良く生存してきたということです。18年や15年は最小公倍数が90年ということで交雑によって滅んでいってこの素数周期だけが残っていったということです。理由の説明は分かっていないですが、ようは素数の周期性を持つことで生きながらえることができたということです。このセミは素数を理解していてこのような戦略をとったということではないです。
人間の歴史もセミと変わらないような気がしてきました。
秀吉の朝鮮出兵ですが
国内の乱立 → 統一 → 余力ができて朝鮮出兵 → 大失敗
という流れです。七世紀の白村江の戦いですが
( )→ ( ) → 朝鮮出兵 → 大失敗
で( )の中には秀吉の時と同様のものが入りそうです。
もっと遡れば、広開土王の碑があります。
これも朝鮮への侵出の話で、歴史は繰り返すということの例で、この時にも国内の統一がなった時期と考えられるのかもしれません。セミのようにきちんとした周期ではありませんが、性懲りもなく何度も朝鮮侵出を繰り返しているようにも見えます。
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