2020年9月11日金曜日

大神神社と出雲

 地図で三輪山を見ていて、近くに「出雲」の地名を見つけました。下図の左下の赤い点が出雲のバス停のようです。ほかの地図では出雲の地名が記されているものもあります。大神神社の関連で出雲からやってきた人が住み着いた場所のように思われます。見にくいですが、中央が三輪山で、左手のJR桜井線の三輪駅から大神神社に向かいます。  
 地名辞典で見ると出雲村として説明があります。 桜井市大字出雲 大和川(初瀬川)上流域に位置し、同川に白河川が注ぐ。垂仁朝に出雲国の土部を招き、人や馬などの形に埴輪を焼かせたという伝承がある。(垂仁期32年7月己卯条、続紀天応元年6月壬子条、延歴16年4月23日符/三代格12・17)。野見宿祢にちなむ出雲伝説があり、出雲人形の製産地であった(桜井市史)。 とあります。 ちなみに野見宿祢は出雲国出身ということになっています。 

「出雲」の地名の意味・・・ 雲が出るということで出雲となったということですが、出雲と奈良県は距離にして300kmほどあります。阿蘇山があるので火の国(好字で肥)はわかりますが、雲とは何だろうと思っていました。つい最近、豪雨とかで雷がなったりして遠くの風景を見ることがありました。遠くの雲が雷で光り、その場所がどこか雨雲レーダーで見ると200kmほど先のところでした。300kmでも雷がわかるという話もあります。遠くの集中豪雨もわかるということになります。奈良の地にあって、出雲の雷の光をキャッチできて、出雲で集中豪雨があったかで大変だっという話題が奈良の地で起こったかもしれません。その辺に雲が出てるのでは大した話でないので、大災害がおこり、雲が雷で光り、それが奈良まで瞬時につたわり、驚異となって出雲の地名が生まれたこともありうると思います。この場所で雲が出てきて、それがありがたい雲であって、出雲となったとは思いにくいです。  

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