2018年3月23日金曜日

やぐらと瑞泉寺庭園

 やぐらは鎌倉地方を中心に、三浦半島・房総半島などに集中して存在する方形の岩窟で、その多くには五輪塔などの石塔が収められている。・・・やぐらは山裾《やますそ》を人工的に切り落とした切岸《きりぎし》とよばれる崖に彫り込まれている。
「神奈川県の歴史散歩下巻」鎌倉・湘南・足柄 山川出版社、2005年5月発行より
やぐらはあちこちで目につきました。下の写真は円覚寺の参道だったと思います。


 瑞泉寺の庭園ですが、写真で見た時にはけったいな庭だなと思いましたが、この地方にやぐらがあることから、当地にあった庭園と納得しました。

夢窓国師の庭とされていますが、まあそうかなと思います。中央の大きなのが天女窟、右手の小さなものが座禅窟だと思います。右わきに滝があり、中央の中島がある池に注いでいます。左の橋を渡ったところから階段があり上に行けるようです。残念ながら立ち入り禁止です。この先には偏界一覧亭があり、富士山を望むことができるようです。永保寺庭園にも上から池などを見下ろすところに座禅石があったような気がしているので、おそらくここもそういう景色が見られるんだと思います。夢想疎石は、鎌倉幕府・足利尊氏・後醍醐天皇などに取り入ったスーパースターのように思ってますが、地域にあった庭づくりを考えた柔軟性のある人かもしれません。偏界一覧亭とか是非公開してほしいと思います。

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