人がいっぱいでした。見る価値はあると思いますが、マイペースでは見学できません。
一度展示されると、次の展示まで原則10年以上あけるとのことです。もう見ることは出来ないものもあると思いました。
興味を持ったのが、正倉院に残された古文書でした。以下、購入した目録を見ています。
・出品番号37.東大寺開田地図 越中国射水郡「くぼた」または「こてだ」(漢字が出ません)
現在の富山県北西部に存在した東大寺領荘園の範囲と開墾状況を記した地図。条里制を表すようにマス目に書き込まれている。天平宝字3年(759)作成年月日になっている
・出品番号38.東南院古文書
37とペアになるもので東大寺より明治初年東大寺より皇室に献上され、正倉院宝物となった。
・出品番号40.正倉院古文書正集第十五巻
伊賀国・志摩国・尾張国の財政関係の報告書
これらの地域を見るとおそらく天平時代の版図の東側を想像させるものです。
・出品番号41.正倉院古文書正集第41巻
大宝2年(702)の豊前国(福岡県)の戸籍の断簡をを集めたものである。
戸主は塔勝岐弥(とうのすぐりきみ)で年齢34歳、正妻の若売(40歳)、妾の秦部黒売(42?)、妾の塔勝徳売(37?)と続いており全体で51人もの戸口(構成メンバー?)がいたとあります。
塔勝というのが変な名字?といって良いのかわかりませんがなんだろうと思います。年齢差も気
になります。私のイメージしてた戸籍と違い、安田仮説のもやもや部分になります。古文書をにらんでましたが結局わかりませんでした。すらすら読めるようになりたいものです。
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