昨年、一時的に方言に興味を持ちましたが、ほったらかしになっています。
忘れてしまわないように現時点の妄想をまとめておきます。
方言の考え方ですが、a)によれば代表的には2つあり、
1)周圏型
かって都のあった近畿地方を中心として、周辺に同心円状に分布していく型である。
2)東西対立型
日本列島のほぼ中央にあたる長野県西側の付近に、種々の言語的な東西対立の境界線が走っている。
地理的な要因によって生じた結果だと考えられている。とのことです。
1)は日本が統一された状態を仮定していて、鎌倉時代以降の話のように思われます。
2)地理的な要因としているがそうだろうか?
仮説ですが、ある時代に日本語に劇的な変化が起こり、その結果として東西対立の境界線が起こったと考えられないかということです。
時代的には、アイヌ語のようにもともと文字を持たない状態であったのが、万葉仮名のようなもので書き言葉が取り入れられたことが影響しているかもしれないと思います。万葉仮名的な文化的侵略があった可能性があります。ロジックがジャンプしすぎですが、考えていかねばと思っています。
a)図解、日本語の語彙、沖森卓也・木村義之・田中牧郎・陳力衛・前田直子 著、三省堂
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